令和6年6月30日、さわらび講演会、終了しました。

 犬養先生の教え子、山内英正さんに~「『翔風』にみる犬養孝と教え子たち~というテーマで、犬養先生が昭和17年~21年まで、(日本へ引き上げられるまで)の台湾の台北高等学校教授として過ごされた生活について、(唯一犬養邸に1冊のみ現地の学友誌が残っていたそうだ)が、令和4年に現地で学友会誌が復刻されたのをきっかけに、その間の犬養先生の授業の様子や特別万葉講座の事実が確認されました。
 また当時の教え子たち(台湾人も日本人もいた)に「万葉の心」を伝えられていたこと。そして台湾万葉集の誕生や、その後の生徒と先生の絆などを語ってくださいました。

 このたび、犬養先生を全く知らない方も、今回の講演内容だけで、十分に犬養先生のお人柄や魅力が伝わったようで、あらためてファンが増えたようでうれしいです。

 次回、さわらび講演会は、9月29日(日)岡本三千代の「犬養先生と歌の旅」を予定しています。

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