万葉植物野外講座50回を迎えて

令和元年9月29日(日)、秋の万葉植物野外講座が行われました。2000年10月29日の第1回から数えて50回の記念日です。この日のコースは、石舞台→坂田寺跡・南淵山万葉歌碑→稲渕飛石・石橋万葉歌碑(昼食)→朝風峠→明日香村健康福祉センターたちばな。
秋の飛鳥を歩き万葉植物を観賞、史跡の見学、そして馬場吉久講師の万葉歌朗唱(犬養節)を交えての楽しい解説を聞きながら、明日香の自然や歴史に触れるイベントです。

集合場所で皆さんのそろったところで、まず犬養万葉記念館岡本館長から、馬場講師に感謝状の授与セレモニー。犬養万葉の楽しさを伝道する仲間たちの中で、記念館では開館当初から馬場さんが関わってくれました。「飛鳥散策」のテーマのもと、明日香村でみられる四季折々の万葉植物も訪ねながらの「万葉植物野外講座」は、馬場さんのお人柄、明日香村をくまなく歩いた村の様子、そして犬養節での万葉歌紹介が、皆さんにも定着し和気あいあいと長いリピーターファンにも支えられながら、今回の第50回を迎えました。熱心な下見には頭が下がりますが、ぎりぎりまで資料が整わないこともあったり、参加者の方々との思い出は尽きませんが、馬場さんには感謝の思いとこれからも変わらずに協力をお願いしますねと願っています。今回馬場さんのほうからも自身の写された「万葉植物」の写真をハガキにしてプレゼントしてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

国営飛鳥歴史公園石舞台地区、あすか風舞台前の「ナンバンキセル」

 

 

 

 

 

 

 

彼岸花が咲く稲渕の棚田を歩く

 

 

 

 

 

 

 

稲渕の飛石(いわはし)で記念撮影

 

 

 

 

 

 

 

朝風峠のステージからの眺めは最高でした!