♫白い花が咲いてた。ふるさとの遠い夢の日・・・♪

5月17日(日)、以前から記念館の人気講座であった、馬場吉久さんの万葉植物講座が復活しました。

記念館のリニューアルと馬場講師の体調不良とでしばらく休講となっていましたが、ファンの方々の要望が実現しました。

初夏の万葉植物との出会いを期待していた以上に、芽吹きや、存在を思いがけず見つけた種類の多さに、明日香の里の楽しさを再発見したような気がします。

次回は明日香村の人にぜひ歩いて頂きたいと思いました。

そして、今回の結論は、タイトルの通り「白い花」との出会いでした。まずは「うのはな」、そして「やまぼうし」「ていかかずら」「つばな」…

うのはな

うのはな

山ぼうし

山ぼうし

ていかかずら

ていかかずら

ちがや

ちがや

ほうのき

ほうの木

そしてみんなが歓声を上げたのは、大木の葉先にさいた大輪の「ほうの木」の花。
その他、夏つばき、たちばな・・・あらためて清楚な白い花の多さにびっくりしました。
もちろん、「花」以外の草木も、実際に目にしながら歌に寄せて解説を聞くと、本当に万葉人の豊かで優しい感性に感心します。

私も半日オトモをして、植物講座の魅力、そして馬場講師の知識の深さ、そして熱心にまた楽しみながら散策された参加者の気持ちに触れることができて、記念館としての「万葉発信」の企画の責任を思いました。
次回は9月27日(日)。記念館観月会の翌日です。この日の参加者から、「連続して記念館行事に参加しよう」と後押しをして頂き、日程が決まりました。
白い花、そして馥郁と香る「たちばな」の心地よさに酔った1日でした。