12月29日より1月3日まで休館させていただきます

旧年中はご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
12月29日(水)~1月3日(月)まで休館させていただきます。
新年度も変わりませず、どうぞよろしくお願い申し上げます。

南都明日香ふれあいセンター犬養万葉記念館

2021年12月28日「大和の犬養万葉歌碑を歩く」が産経新聞(近畿/奈良版)に掲載されました!

「大和の犬養万葉歌碑を歩く」が完成!

令和3年のトピックスです!

12月吉日付で、待望の「犬養万葉歌碑」を訪ねて歩くハンドブック(形式)の大和版本を発行することができました。昨今環境問題が大きく取り上げられる時代になり、故地保存について大きな一石となった犬養孝先生の歌碑建立についての意義と、令和を生きる時代の方々にもぜひ周知して頂きたく、手軽に持ち歩ける歌碑本の制作が期待されていました。犬養万葉記念館事業の一環として、第1弾「大和版」の出版をきっかけに、地域を拡大して続編も予定しています。まずは、みなさんに手に取って頂き、歩いてみてください。旅の道連れとなりますように・・・。(岡本)

内容につきましては、大和(奈良県)に設置されている犬養孝先生揮毫の万葉歌碑44基ならびに関連碑・施設7ヵ所について記録した冊子を発行しました。全国にある歌碑が141基ですから、およそ3割が大和にあることになります。最後に記録した44基目の大伯皇女の歌碑は三重県名張市ですが、万葉時代の「畿内」に属するところから「大和」に区分しています。すでに「犬養孝揮毫の万葉歌碑探訪」が和泉書院より発刊されていますが、その後建立された歌碑や関連設備があるため、今般作成することといたしました。歌碑のある場所を示した地図もついており、見どころなども記載しております。A5判で携帯しやすく、また見やすく作成しております。この本を片手に是非、大和にある犬養万葉歌碑を歩いてください。犬養万葉記念館で販売しております。税込み700円です。(郵送もしております)

明日香小学校3年生の郷土学習(明日香学)見学会によせて

明日香村では、明日香小学校・聖徳中学校と1校ずつしかない義務教育を、9年の一貫教育として教育行政を進めている。そして、地域の特別授業科目に「明日香学」というカリキュラムがあり、明日香村の伝統芸能への理解や、明日香村ならではの体験授業を通して、子供たちが少しでも地元「ふるさと明日香村」への意識が高まるような教育が組み込まれている。

去る10月29日、明日香小学校3年生が犬養万葉記念館を訪れてくれた。たった30分だけの見学であったが、かつて犬養万葉記念館で私と3年生とが出会ったことで「万葉かるた」授業が生まれたり、こどもたちが「万葉朗唱」の体験をして「さおとめセブン」という、将来万葉朗唱を継承していってくれる子供たちが生まれた。今回も久しぶりの見学案内を受け入れる側の私たちが心弾んだ。1学年が班に分かれて明日香村のいくつかの施設を見学していたようで全員ではなかったが、恐る恐る入館してきた子供たちもすぐに馴染んで、私の話をメモを取りながら聞いてくれた。私はもともと子供たちの音楽教室の先生だったので、子供たちと対するのは大歓迎で、子供たちの反応が興味深かった。

犬養万葉記念館を訪れたのも初めてという子がほとんどで、明日香村村民へのアプローチや絵画展・書道展を通して記念館への誘いを図っているが、やはりまだまだ浸透していないようだった。しかし、「赤米の実り」「たばこの箱で作られたカルタ」「ぬばたまの実」など、目で理解できるものは素直な驚きや感動があったようで、それだけでも十分だと感じた。図書室もあるし、マンガの本もあるよ。ピアノもあるよ。ご飯も食べられるよ。と話し、「また来てね」というと「明日きま~す」と調子のよい返事。初めて犬養万葉記念館に入ってみて、また来てみたいなと思ってくれれば幸いと思う。

辛口で締めくくらせて頂ければ、私たちはいくらでも子供たちのための企画やイベント・出張講座など努力をしているつもりだが、明日香村の対応、教育委員会の積極的な誘導、小学校・中学校の先生方の消極性には歯がゆい思いがする。観光客や外部のための目線より、明日香村を今後背負っていく子供たちへのアプローチや教育の方がずっと必要ではないのかなと感じている。

世界遺産登録に『万葉集』のふるさとであることを含めたコンセプトであるならば、村民を挙げての明日香村を理解するための努力をしてほしい。犬養万葉記念館を指定管理する私たちの役目は観光客だけのものではないと自負している。(岡本三千代)

2022年TSUBAICHIオリジナルカレンダー 好評発売中!

2021年は昨年に引き続きコロナ禍の年でしたが、容赦ない時と季節の移り行きをこのカレンダーの万葉植物が慰めてくれました。さて2022年版の万葉植物カレンダーが出来上がりましたのでご案内です。

かつて下松市(当時)在住の写真家岡田憲佳さんが、素朴で身近な万葉花を美しいカレンダーの作品として世に出されてから幾星霜。2009年に逝去されるまで楽しませて頂いたり、プレゼントにしたり、多くの方々に「万葉植物」に焦点を当ててくださり、万葉の魅力発信に深く寄与して頂きました。

岡田さんも反響の大きさから意気に感じて、その後万葉愛好グループの仲間入りをされ、カレンダーの作品を文庫本として出版された時に、犬養先生にぜひ推薦のお言葉を賜りたい…ということで、私が犬養先生にご紹介させて頂きました。以後、文庫本にその言葉を掲載されておられますし、その後全国で展開された万葉花写真展のたびに「推薦文」をパネルにして掲示し、誇りにされていました。

私はその愛好グループの「ウォーク万葉」を通じてお知り合いになり、直接にカレンダーを注文したり、絵葉書を購入したりして個人的に親しくさせて頂いていました。憧れの犬養先生をご紹介した「恩人」として感謝してくださっていました。(笑)

岡田さんが亡くなられた後、折しも犬養先生の教え子で、ご実家の庭続きに「猪名川万葉植物園」を開園された木田隆夫さんの植物園があり、個人で植栽されていた多くの万葉植物をみなさんにご紹介したくて、当初は「猪名川万葉植物園だより」として私個人で岡田さんの遺志を受け継いだつもりでカレンダー制作に着手しました。それは2010年度版からスタートし、なんと13年目となりました。10年ひと昔。カレンダーも写真がただの雑草だったり下手な素人写真ですのでクレームを頂いたり、きびしいご意見もいろいろ頂きましたがひるむことなく、私はひたすらカレンダーを制作し『万葉集』に詠われた植物を紹介し続けました。今では私の講座のテキストにもなっていますが、今後も150から160種ある植物を紹介し終わるまで頑張ろうと思っています。継続は力だ!

今回は、プロのカメラマンではないのですが、見せて頂く写真に私が垂涎の思いでおりましたので、意を決してこの度のカレンダーの写真掲載に提供のお二人のご協力を頂きました。奈良まほろばソムリエの雑賀耕三郎さんと同志社大学教授の垣見修司先生の撮影されたお写真を使わせて頂いております。こころよくお引き受け頂き、本当にありがたいことでした。誌上にてあらためて御礼申し上げます。

さて、ご注文・お問い合わせは、電話・FAX・メールでお受けいたします。。
部数・お名前・ご住所・お電話番号をお知らせください。価格は税込み1,200円です!(送料は実費を頂戴します)1年間楽しんで頂けましたら幸いです。(岡本 記)

634-0111 奈良県高市郡明日香村岡1150
南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館
TEL: 0744-54-9300  FAX: 0744-54-4200
E-mail: info@inukai.nara.jp

(終了しました)ヒオウギの種(ぬばたま)差し上げます!

終了しました。また来年を楽しみにしていてください。


今年実ったヒオウギの種、万葉の「ぬばたま」差し上げます。
当館に取りに来ていただけるとうれしいですが、郵送も可能です。

夏にはこんな花が咲きます!

DSC_0554

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

634-0111 奈良県高市郡明日香村岡1150

南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館

電話:0744-54-9300 FAX:0744-54-4200

e-mail:info@inukai.nara.jp https://inukai.nara.jp/

初恋通信No.12(2021年9月1日号)を発行しました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次のアイコンをクリックしてください。

初恋通信No.12_20210901

バックナンバーはこちらからご覧ください。

初恋通信No.11_20210301

初恋通信No.10_20200201

初恋通信No.9_20190401

初恋通信No.8_20180909

初恋通信No.7_20180401

初恋通信No.6_20170901

初恋通信No.5_20170301

初恋通信No.4_20161001

初恋通信No.3_20160401

初恋通信No.2_20151001

初恋通信No.1_20150401

 

海南市役所移転による犬養万葉歌碑の移設

海南市役所北側に設置されていた犬養先生揮毫の万葉歌碑も、市役所の移転により、2017年(平成29年)4月から11月の間に海南市名高の快しん整体和歌山海南院の西緑地(JR海南駅南方150m)に移設されています。

DSC_0456

 

海南市名高の快しん整体和歌山海南院の西緑地(JR海南駅南方)に移設された歌碑

「紫の 名高の浦の なのりその 磯になびかむ 時待つ我を」

 

 

 

DSC_0463

 

向こうに紀勢線の鉄道(高架)が見える。海南駅はここから左に150m

 

 

 

 

歌碑の横に立つ税務署の看板が歌碑の景観を損ねています。

DSC_0466

得生寺(有田市)にある犬養先生揮毫の万葉歌碑

得生寺(有田市糸我町中番229)の本堂左脇に設置されていた犬養先生揮毫の万葉歌碑が、平成20年4月に糸我愛郷会により正門前に移設されました。建立・除幕されてから、なんと2回めの移設ですが、歌碑も最良の地を得て、犬養先生の「糸我の桜」の歌が映えます。

DSC_0406

 

立派な台座に移設され説明版もあり、百日紅がきれいでした。

 

 

 

 

DSC_0412

 

 

移設の碑があります。

 

 

 

 

 

 

 

境内正門からの眺め。良い場所に移設されています。犬養先生の歌碑に対する、得生寺さんと地元の方々の思い入れが伝わってきます。

DSC_0423

 

玉津島神社(和歌山市)の犬養先生揮毫万葉歌碑が移設されました。

和歌の浦の玉津島神社にあった犬養先生揮毫の万葉歌碑が、昨年本殿脇に移設され、その一角を令和3年3月31日に「万葉広場」として公園整備を完了なさいました。奠供山の登頂が困難な方のために横手には「歌枕展望広場」も設置され、玉津島神社さんの「万葉故地」に対する意識、熱意が伝わってきました。ずっと朱塗りの柵が歌碑の背景としておなじみでしたが、広場に移設した歌碑の周辺には、今後万葉植物などの植栽なども予定されています。コロナが落ち着いたら是非お立ち寄りください♪

DSC_0479

 

移設された歌碑

 

 

 

 

DSC_0484

 

「歌枕展望広場」から万葉広場を望む。

 

 

 

 

DSC_0487

 

本殿前にある「歌枕展望広場」の表記。