12月2日(日)岡本三千代の万葉講座(万葉うたがたりコンサート)

館長講座の12月は、岡本三千代が主宰します「万葉うたがたり会」のコンサートを行います。
いつもの講座ではなく、皆さんに一度、生のステージを聞いていただきたいと思っております。観覧ご希望の方は事前にご予約ください。

日時:12月2日(日)13:00~(開場12:30)
場所:南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館
費用:2,000円
予約:要

万葉うたがたり会のコンサート活動も38年を過ぎ、8月には9枚目のCDもリリースしました。

犬養万葉記念館の館長となってから、やはり「万葉発信」も必要・・・と月に1度、万葉講座を開催しておりますが、本来「万葉うたがたり」というスタイルで活動しておりますので、受講の方々優先にぜひ体験していただきたく、コンサートを計画いたしました。
ぜひ、ご来場いただきたくご案内申し上げます。(岡本記)

10月1日~23日 廣瀬孝子[光のオブジェ]展

今春、1か月にわたって犬養万葉記念館で「書」と「陶芸」の個展をされた廣瀬孝子さんのご厚意で、終了後、その中の作品を1点記念館に寄贈いただきました。灯篭でしたので、秋の明日香村の「光の回廊」のイベントでぜひ、灯を入れて館庭で楽しみましょうとお約束をしていたにもかかわらず、岡本館長の公務「みいらく万葉フォーラム」の出演と重なり、今年の光の回廊のイベントも辞退するはめとなりました。ところが廣瀬さんのほうで、行われるであろう光の回廊イベントのために思いがけず新たに作品を作ってくださっており、「犬養万葉」と文字まで彫ってくださっていました。今年の中秋の名月も、記念館では「お月見の会」ができなかったので、十三夜の栗名月(10月21日)を楽しみにしておりましたが、広瀬さんのご厚意に意気に感じ、急遽「光のオブジェ展」を開催し、「月」「光」「灯り」をテーマとした特別展を開催することにいたしました。

廣瀬さんの作品に加えて、末石泰節さんの備前焼のスタンド、坂本信幸先生の奥様のちづる様の「椿」のステンドグラス作品など、まさに「光のオブジェ」となりました。犬養先生の没後20年を経て、犬養先生の意思を引き継ぐ象徴的な「ともしび」の展示ができることを心からうれしく思います。ぜひ、お訪ねくださいませ。(岡本 記)

期  間: 2018年10月1日(月)~10月23日(火)
開館時間: 10時~17時(入館受付は16時30分まで)
会  場: 南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館

「万葉の人々を描く4」絵画展開催中(9月25日まで)

ただいま明日香小学校の子どもたちの「絵画展」を開催中です。4年前から一貫した同じテーマ「万葉の人々を描く」で夏休み明けに提出していただいた作品です。子供たちの持つ「古代人のイメージ」「万葉の人々」ってどんなのだろうというところから始まりました。飛鳥時代を象徴する天武天皇や女帝などがテーマになっているのでは・・・と想像していた「大人」の感覚とは違い、働く人々であったり、古代の生活・文化を顧みる作品であったり、明日香村の伝承芸能の場面であったり・・・と「子供の眼」にあらためて感心させられる作品が集まりました。おかげさまで、毎年意欲的に参加してくださる方に加えて、今年は10点の作品の展示です。やはり見てくださる方や、子供たちのよい刺激ともなるようにと、前犬養万葉記念館館長である烏頭尾精氏が著名な画家でいらっしゃることから、優れた作品を選んでいただき、そのご意見をもとに記念館で「賞」をつけさせていただきました。ではネット上でも作品をご紹介いたします。芸術の秋、子供たちの素晴らしい絵画作品をご鑑賞ください。

展示期間: 平成30年9月15日(土)~25日(火)

出展いただきましたみなさんの作品と受賞内容をご紹介します。

 

1年1組 山﨑 理生 さん 「きれいな服を着た万葉びと」 敢闘賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年1組 柏井 悠加 さん 「額田王」

 

 

 

 

 

 

 

1年2組 尼子 瑛理 さん 「茶碗売り」 記念館賞

 

 

 

 

 

 

 

1年2組 ひらみ ももあ さん  館長賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年2組 増田 大偉志 さん

 

 

 

 

 

 

 

3年1組 山﨑 悠生 さん 「古墳をつくっている万葉びと」 烏頭尾精賞

 

 

 

 

 

 

 

3年2組 尼子 岳歩 さん 「木簡に字を書く人」 入賞

 

 

 

 

 

 

 

5年2組 赤松 里咲 さん    大賞

 

 

 

 

 

 

 

5年2組 増田 愛香 さん    入賞

 

 

 

 

 

 

 

6年1組 藤本 千晴 さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出展いただきましたみなさん、ありがとうございました。

 

 

ホームページの心機一転です。

FBで簡単に報告や告知ができますので、つい、ホームページの館長日記を怠って居りました。もう少し、まめに綴っていきたいと反省しきりです。

さて、新年度を迎え、ホームページも画像や個別のカテゴリーが見やすいようにと、少し変更してみました。

季節を告げる木々や草花なども増え、イベント報告も加えた「記念館の四季」写真として今後も公開していきたいと思います。

また記念館の多目的ホール(つばいちホール)のレンタルについての一覧や、(今後の消費税の増額も視野に!?)、少しだけ金額の改定もございますので、ご確認ください。

ホームページ、FBの充実によってますますの情報発信に努めたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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新年書き初め展によせて。


今年で4回目の「新年書き初め展」を開催中です。
岡本館長になった年が、犬養孝先生の干支でもある「未」年でしたので、「ひつじ」をテーマとした書き初め募集をいたしました。
もう少し応募の範囲を広げたかったのですが、とりあえず明日香小学校の当時の城本校長先生のご理解を頂き、対象は明日香小学校の児童たちに絞りました。

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昨年は「さる」昨年は「とり」そして今年は「いぬ」がテーマです。
「テーマ」の言葉に対する反応も含めて、言葉遊び的な作品も毎回期待しております。

今年の大賞作品は、4年生の赤松里咲さんの、書と添えられた狛犬の絵も素晴らしく、画家の烏頭尾先生の賞も受賞といううれしいダブル受賞となりました。本当におめでとうございます。
また、工夫して絵と書のコラボ作品や、干支の「戌」をはじめ、たくさんの「犬」作品が楽しい今年の展示となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

大賞・烏頭尾精賞    赤松里咲(4年)
鈴木葩光賞       松谷美弥妃(6年)
アイデア賞       山崎悠生(2年)
犬養万葉記念館賞    森田陽奈(6年)
岡本館長賞       辰巳 凛(2年)

残念ながら入賞者はありませんでしたが、5年生の学年カラーというか、個性が光りました。
みなさん、素晴らしい作品ありがとうございました。1月30日まで展示をしております。ぜひ子どもたちの作品を観にご来館ください。

思いがけないご厚意♡

新年早々、大変恐縮する、ありがたい出来事がありました。
かつて犬養先生とご一緒に万葉旅行にされてから、「万葉ファン」として、ご転勤先でも万葉カルチャー講座に参加されたり、関西に戻られてからは「万葉の大和路を歩く会」に参加されて、「万葉の旅」を楽しんでおられる鴻上夫妻。
新居浜ご出身の鴻上さんが、地元の同窓会に帰られて、万葉の旅や近況などをお話しされた時に、犬養先生のことや、犬養万葉記念館の様子などをお話しくださったそうです。その時に同級生の方々が「犬養万葉記念館」のためにと集めてくださったご寄付をお持ちくださったのです。思いがけないみなさんのご厚意と、ご寄付に正直驚きで戸惑いました。鴻上さんは、私が納得できるようになつかしい「犬養先生との旅」の写真などもご持参下さいました。いまなお「万葉の魅力」に惹かれてご夫妻で、万葉旅行に参加されたり、ご自身で素晴らしい万葉写真を撮られて毎年「カレンダー」として親しい方々に届けておられることなど、たくさんうれしいお話を伺い、感心いたしました。きっと犬養先生もそばで耳を傾けておられたことでしょう。恐れ多くもありがたく拝受させていただくことにいたしました。鴻上さん、同級生の皆様、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

新年、あけましておめでとうございます。

2018年、平成30年を迎えました。皆様方におかれましては、つつがなく、穏やかな新年をお迎えになられたことと存じます。

昨年は、犬養孝先生の生誕110年という節目にあたりましたが、犬養先生を偲ぶ記念展、若菜祭、観月会はもとより、新年早々より1ヶ月間にわたり古代衣裳研究家の山口千代子先生の「冠位12階」の復元を記念した古代から奈良・天平時代までの素晴らしい「古代衣裳展」を開催させていただきました。そして年間を通じて、講演会・コンサート・イベントなど大変有意義で、魅力ある機会を提供できたことに、館長としても満足をしております。それらもすべてはご来館・ご参加頂いた皆様方のおかげで盛会であったということで、記念館が皆様方によって支えられていると言う実感をより強く感じました。本年は、犬養先生が亡くなられてから20年。ご神道のお家柄ですので「20年祭」というご神事を行う年でもあります。記念館の庭にある「山清水歌碑」は、犬養先生の奥様が亡くなられて20年祭の折に書かれた「色紙」をもとに建立されたもの。奥様の20年祭に立ち会ってきた私は、今年また犬養先生の20年祭にも同席させて頂くことと思います。「20年の月日」を思う今、明日は成人の日。20年前に誕生した若者に、月日の重みを感じます。

本年も変わりませず、どうぞよろしくお願い致します。

館長万葉講座

今年も12月10日で、1か月に1度の今年の「館長万葉講座」が終了しました。記念館がリニューアルしてから、展示館の様相は薄まりましたが、やはり「犬養孝先生」=『万葉集』の発信は不可欠ということで、不肖教え子の岡本が「館長講座」として続けております。やはり継続は力です。毎月の積み重ねですが数えてみますとなんと35回行っていました!

明日香村での講座ですので、通りがかりの観光客が受講してもOKですし、決まった生徒さんでなくても、その時に都合のよい方が参加されたら良いと割り切っていますので、1話完結の気ままな講座です。ありがたいことに犬養先生の映像をご紹介したり、音声を聞いていただくための資料は整っていますので、毎回犬養先生の「出演」は、没後20年近くたちますが、いつ見ても聞いても新鮮な学びがあることに、感激です。

岡本館長の多忙のせいで、固定した講座日程ではないので、みなさんにご迷惑もかけているようですが、2018年も引き続き、記念館発信として、『万葉集』の魅力や、いろんな引き出しをみなさんと開けていきたいと思っています。

2018年は1月14日(日)が講座始めです。どうぞ皆様ご参加くださいませ。館長、がんばりま~す!!!

仲秋の名月

月
2017年の十五夜(旧暦8月15日)は、今夜の10月4日でした。夜空の本当に美しい月を観ながら、明日、高岡万葉まつりに出発する準備をしています。
犬養万葉記念館では、先駆けて9月30日(土)、石舞台公園で第50回万葉の明日香路に月を観る会を開催しました。50年前、犬養先生がお月見をされた場所は甘樫岡。私も犬養ゼミに入ってから、犬養先生に橿原神宮から歩いて甘樫岡の北斜面から登ってくるように・・・と教えて頂き、参加したことをなつかしく思い出します。月見の宴は、八雲琴・尺八・琴演奏、詩吟などを聞きながら、お弁当を頂き、犬養先生の書かれた万葉歌の短冊が添えられた竹筒の月見酒を飲みながら懇親をする・・・そんな機会でした。その後今日まで、川原寺や、石舞台公園の中でも場所を変えて、続いてきました。平成10年の月見の会は、犬養先生が逝去され、観月会がちょうどお通夜と重なりました。犬養先生とお別れをするのに葬儀場へ行かず、明日香村の観月会の会場で、月を仰ぎながら犬養先生を偲ばれた方を、私は何人か存じ上げています。ゆえに私にとって「月」は、犬養先生を偲ぶよすがとして本当に大事なものです。今年は犬養先生の生誕110年の年。犬養万葉記念館でも今年は意識して、恒例の行事も「記念事業」として行っていますが、お月見の会も、第50回も初回と同じ、犬養先生のコンセプト「飛鳥の方々と一緒に楽しむ」ことを旨とし、八雲琴、そして飛鳥太鼓の方々にも出演協力して頂きました。DSCF1101DSCF1333
そして、参加者の方にも「万葉朗唱」パフォーマンスをお願いしました。みなさん「役者」です。
メインのコンサートは、ムーンライトコンサートと銘打って、万葉うたがたり会の園田知子バンド、トリプルSなんちゃーずの出演。「月」をテーマに歌演奏を楽しみました。私の万葉曲も3~4曲あり、しみじみ聴くと満更でもなく・・・。(笑)DSCF1210
夕方の冷え込みが強くて、プログラム終了後、早々に散会しましたが「上弦の月」をはっきりきれいに見ることが出来ましたので、参加者も満足してくださったことと思います。

今夜も月を仰ぎながら、私たちの心に「やさしい光」を注いでくれる「月」がまさに犬養先生であることを思います。この時期に犬養先生が天国へ登られたこともあり、仲秋の名月は特に感慨深い「月」です。

第15回万葉の歌音楽祭、大賞は「うたよみどり」の「万葉桜」に決定!

9月18日に開催されました第15回万葉の歌音楽祭、大賞は「うたよみどり」の「万葉桜」に決定。演奏には加わられなかった佐々木勇介さんの受賞でした。ピアノ・バイオリンのアコースティックなサウンドに、歌唱力豊かな「万葉歌」歌唱に、観客の一般審査も最多得点を獲得されました。明日香賞は、山上憶良の「貧窮問答歌」を歌われた東林正弘さんと審査員特別賞の「浦島」を歌われた瀧野尚子さんは、「長歌」に挑戦された大作でした。審査員を悩ませた大接戦は、音楽祭のレベルを感じさせる素晴らしい内容でした。ご出演のみなさま、お疲れ様でした。