きょうは七夕💕

チケットも早々に完売し、2ステージとなった井上真実さんの「篠笛の響きコンサート」。

朝から雨!の天気予報も覆し、翌日の夜空を期待できる佳き日となりました。

オファーの時期に合わせて「織姫の恋」というメルヘンな映像と山上憶良の万葉歌がベースとなった篠笛演奏。とてもわかりやすく、また繊細で格調のある演奏空間はまさに令和の引用序文にある「言を一室のうちに忘れ・・・」状態。井上さん、素晴らしい演奏を本当にありがとうございました。

犬養万葉記念館で自慢の「万葉発信」となりました。精力的に万葉歌を作曲、演奏を続けておられる井上さん。館長の岡本も「歌は心の音楽」と、万葉うたがたりを本来の活動としておりますので、大いに刺激となりました。

その他、なつかしい抒情歌曲に癒され、「七夕」「初秋」をテーマに演奏くださいました。明日香村の伝承芸能保存会の南無天踊りのお囃子は篠笛が中心です。庶民の馴染んだ名曲や、祭事の音楽、そしてオリジナルのアコースティックな旋律まで、いろんな表情を持つ「篠笛」をあらためて意識するよい機会でした。

また是非万葉発信企画をお願いしたいです。今夜こそひこ星が織姫のもとへ訪ねることができますよう、素晴らしい夜空でありますように・・・。

6月27日の読売新聞朝刊に味真野の犬養万葉歌碑記事が掲載されました。

新元号「令和」のおかげで、全国的に「万葉が燃えている」状況です。北陸地方も福井県・石川県・富山県の新聞社が連携し「万葉企画」として、「北陸大紀行 万葉集」を連載中です。本日⑧で岡本館長も取材協力をした越前市の万葉故地「味真野」をご紹介いただきました。現地で岡本館長と一緒に散策してくださった大川記者も記事を書かれるにあたって、自身で現地を歩かれ、取材が目的であった「万葉歌」が、心に残るドラマとして受け止めてくださり、ハートフルな文章で表現してくださったことに心から感謝です。犬養先生の思い出も書いて頂き、それを懐かしんで喜んでくださった方もありました。大川記者が今回をきっかけに万葉集に興味が出てきたとも・・・。うれしい限りです。

さて、越前、味真野に続く次の万葉特集は何でしょう。楽しみです。大川さん、本当にありがとうございました!

 

ムジークフェストなら2019、ピアノコンサートが開催されました♪

2019年も、ムジークフェストならの会場として、スタートして3日目に奈良県主催のピアノコンサートを開催いたしました。今年は奈良県在住の女性ピアニスト三木康子さん。

演奏プログラムは、ショパン、ベートーベンの著名曲と三木さんの師匠の尾高先生の現代曲。

ショパン作曲 バラード 第1番 ト短調 作品23
ショパン作曲 12の練習曲 作品25より 第1番「エオリアンハープ」、第7番、第11番「木枯らし」
尾高惇忠作曲 ピアノのためのバラード 第1番
ベートーヴェン作曲 ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57「熱情」

華奢な指先からの「音色」がとてもきれいで、記念館のピアノも「弾き手」でいろんな表情を見せてくれることが面白いです。

「ピアノコンサート会場」として県指定を受けておりますが、今回は貴重な抽選整理券をゲットされたにもかかわらず、欠席された方が多かったのが残念でした。定員の名簿がありましたので、たまたま記念館に立ち寄られ、聴いて帰りたいと言われた方、偶然居合わせた方のご希望をお断りしたことが、結果的に悔いが残ります。

三木さんにも申し訳なかったと思います。

ただ、この素晴らしい演奏のひとときに与れた方々は、感動をもってお帰りになったことと思いますので、やはり機会は逃してはいけないということですね。(笑)

コンサートで初めて来てくださった方もあり、展示も見て頂き「令和」で注目を集めた犬養万葉記念館であることを認識して頂けたことはうれしいことでした。

三木さんのパワーの源は「お肉」と伺いました。なるほど!!!です。素敵な演奏会に感謝いたします。

「令和」を言祝ぐ

5月1日に届いた「結び松」。

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橋本万葉の会の創設者、奥村浩章さんからのお祝いの品です。「有間皇子の歌「岩代の浜松が枝を引き結び真幸くあらばまた還り見む」にあるように、古代は松の枝の端を結び、生命の安全、多幸を祈ったそうです。そこで世界唯一の元号が続く日本の文化の高さを祝して結び松を作りましたので、お送りします。」とメッセージが添えてありました。縁起の良い「松」の木。この姿はまさに芸術です!

 

 

 

 

 

 

 

昨日、記念館で開催されました「新元号を言祝ぎ、書でしたためる」イベントで、万葉書道家、鈴木葩光さんが書かれた作品、飛鳥時代の「大化」をはじめとして、「令和」を含めて5枚を展示いたしております。
連休期間も後半に入り、明日香散策が増えてきました。ぜひごらん頂きたいです。

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「萬葉は青春のいのち」記念碑がリニューアルしました!

平成12年に建立された犬養万葉記念館の新たな万葉ファンへのメッセージとして、玄関横に設置された犬養先生揮毫の碑。

長年の月日と共に、石の風化も進み、周辺が欠けてくるようになりました。今後のことも踏まえて、犬養万葉記念館に協力する会と相談を重ねた結果、費用は掛かりましたが犬養万葉記念館のシンボルとして存在価値の高い大事な碑ですので、大英断の上、修復することを決めました。

気がつかれた方もあるかもしれませんが、若菜祭の行事を終え、後日修復作業に入りました。そして「令和」の時代を迎える前に工事も終了し、皆様にご報告をさせていただくことをうれしく思います。今回は犬養万葉記念館の庭にあるやまぶき碑と同様、碑面を一定に削り整えて、その上から文字を彫り込む形の碑に生まれ変わりました。かえって以前より文字面が大きく感じられます。お立ち寄りの時には、改めてリニューアルしたシンボル碑とご対面いただきたいと思います。(平成31年4月26日修復)

平成31年4月1日 新元号の発表に当たり

きょうはいよいよ即位される新天皇の「新元号」が発表されました。折しも、きょうは明治40年4月1日がお誕生日の犬養孝先生を偲んで、甲南女子大生の有志が犬養宅で集う日でもありました。私は車で移動中に新元号を知りましたが、「令和」という年号の典拠が『万葉集』であったことから、直後から次々と私の携帯に連絡が入り始めました。友人知人の「おめでとう」メールに交じって、記念館からの連絡で、取材申し込みを直接振るので受けてほしいということで、最初の電話はまだ運転中の12時5分。RKB九州毎日放送ラジオでした。『万葉集』というだけで、犬養万葉記念館に問い合わせが殺到することがまず驚きでした。ようやく犬養邸についてからは、犬養先生のみ霊様にご挨拶をするのもそこそこに、次々と入る取材の電話に対応し、新聞社5社、テレビ3社、ラジオ1社と、夕方には携帯電話が充電切れになったほど・・・。結果、2社のテレビ出演と、オンタイムのラジオ出演で、知らせる余裕もないタイミングでしたが、
気がついてくださった方もあったようでした。手元に何も資料がないままに話す大胆不敵さでした。明日は朝日新聞の朝刊にも出そうです。
私が背中がぞくぞくしそうな感慨を持ったのは、犬養先生のお誕生日の4月1日に元号の発表があったこと。また、取材を受けた私が偶然に犬養先生のお宅にいたことです。先生のみ霊様の前で、次々と聞かれるままにお返事しましたが、犬養先生のかわりにインタビューを受けているような錯覚でいました。犬養先生は平易な言葉で『万葉集』を広く世の中に伝え、万葉ファンを増やされた功績が、文化功労者してたたえられましたし、天皇家とはご縁も深く、特に昭和天皇とのエピソードが有名ですが、次期天皇となられる浩宮徳仁皇太子殿下とも、学習院時代の飛鳥旅行の折に犬養先生がご案内されたことがあり、思い出の記として、歌会始でその時のことをご披露されています。
その皇太子さまが即位され、新元号が初めて中国文学の故事来歴などではない「国書」(この表現もびっくりしましたが)からの引用として『万葉集』が注目を浴びることになったなんて・・・。何てミラクル!本当に信じられません。
先生がご存命であったなら、どんなにか喜ばれたことと思います。今日の思いがけない「えにし」に感謝や、感激しながら、本当に長い1日を過ごしました。果たして犬養万葉記念館館長として責任が果たせたかどうか、気になるところですが、取材をきっかけに記念館に来てくださる方も増えることでしょう。また、これからのメディアも含めた『万葉集』ブームの過熱もしっかり見定めながら、私たちも新たな令和時代の万葉発信が期待されていることでしょう!
きょうは、本当にドラマチックな4月1日でした。

新年あけましておめでとうございます。

年末、年始は天候も穏やかで、寒さもほどほど。落ち着いて新たな年を迎えられたように思います。

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4日から仕事始めとなりますので、犬養万葉記念館に最も近い岡寺を訪ね、弥栄と安全をお祈りしてきました。やはり多くの参拝客でにぎわい、活気に満ちていました。花の寺だけあって、椿が咲きはじめ、梅やシャクナゲもほころびかけており「暖冬」であることも実感しました。

そして、昨年は没後20年という感慨深い年となりましたが、明日からまた新たなスタートの気持ちをもって臨めますように、犬養万葉の原点である甘樫丘に登り、犬養先生の1号歌碑をの前で、しっかり明日香風の万葉歌を朗唱してきました。犬養万葉記念館も徐々に変革の時を迎えてきたように思います。時代に沿った記念館を目指して、またみなさんのご協力を得ながら今年の新たな展開がを楽しみです。

本年もどうぞ気軽にお立ちより頂けますよう、皆様のご来館をお待ちしております。

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犬養先生と平成30年を過ぎゆく・・・。

本年もご愛顧をいただきまして、誠にありがとうございました。犬養孝先生没後20年を偲び、犬養万葉記念館で行事の一段落や、1年間のいろんな行事を思い返しながら、本日28日で平成30年の仕事納めとなりました。

新年早々、「明日香匠の会」の新春作品展がございますので、記念館も少し展示替えをいたしました。原点の歌碑「明日香風」の拓本軸装を展示しました。また新年に県立万葉文化館では大亦観風の絵画展があるのにあやかり、大亦観風の絵がジャケットである犬養孝先生のCD4枚シリーズを展示いたしました。味のある観風の作品は、犬養万葉記念館にも画集本がありますので、ぜひ手に取ってご覧いただきたいと思います。

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橿原の須浪さんにお正月のお花も活けていただきましたし、玄関には立派な門松をおき、神様が宿ってくださることを願っております。年明けは1月4日(金曜日)に仕事始めとし、新年のスタートとさせていただく所存です。時代の変革期を迎えワクワクした気分でもあります。皆様にとりましても思い出に残る素晴らしい年となりますように・・・。

いや重け吉事!

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『椎の苗』をお分けします!は終了しました。

犬養万葉記念館では明日香村での「万葉情報発信」を旨としております。館内での展示はもとより、岡本の万葉講座、馬場吉久氏の万葉植物野外講座などカルチャーとしての機会を設けております。また、今年も2019年度の万葉植物カレンダーを制作いたしましたが、館庭でも万葉植物を実際に育てて見ていただくことで、より具体的な理解をしていただきたく務めております。

秋の七草では、なでしこ・すすき・おみなへし、三宅町の町花あざさ・はまゆう・ひおうぎ(ぬばたま)、今年は春からフジバカマを植え、秋には無事開花しました。かんぞうも植えましたが、今年は開花せず残念でした。そして今回のご案内は、去年のどんぐり「シイの実」から発芽した苗のご紹介です。

「家にあれば 笥に盛る飯を 草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る」有間皇子の歌にある「しひ」です。今は冬枯れで苗も少し葉が黒ずんでいますが、初夏には青々と美しく、お店でも植木鉢で「盆栽」のように育てられるようにと園芸種としての商品ともなっているようです。

万葉植物野外講座参加の方々にお持ち帰りいただきましたが、まだ少し残っておりますので、興味のおありの方はぜひお持ち帰りください。早い者勝ち、スマイル0えんです!

清原和義先生の23回忌追悼記念写真展示が始まりました。

時が経つのは本当に早いと感じます。犬養孝先生の後継者と期待されながらの早逝。ご葬儀の時の犬養先生の憔悴ぶりは今も忘れられません。

その清原先生の23回忌の時期となり、犬養万葉記念館を会場として、教え子の北村さん、奥山さんが準備、清原先生の門下生や万葉風土研究会のメンバー、また清原ファンが一堂に集合しました。この機会も万葉ゆかりの「令和」という万葉新元号の集いになるとは、だれもが夢にも思いませんでした。「追悼茶話会」として清原先生の映像や声を懐かしみ、23年を経てみんなの心に残る清原先生のご人徳を思う皆さんの思い出話に花が咲きました。笑いや涙あり、ご臨席の奥様やお嬢さまの佐紀さんはあらためて夫・父の「清原先生」としての姿を感慨深く聴かれたことと思います。清原先生も犬養先生の「万葉風土学」を継承される第1人者でしたが、「写真」の腕前にも定評があり、多くの故地写真を残されています。ご逝去されてのちに「清原和義写真集」が発行されましたが、多く残る写真やネガは今も借用の依頼が来るほどです。犬養万葉記念館に貴重な写真をお預かりしていましたので、今回も一部ではありますが、昨日のために展示させて頂きました。せっかくですので、来館の方々にも見ていただきたく、引き続き5日まで展示させて頂くこととしました。清原先生を偲び、犬養・清原両先生の研究や軌跡の残る犬養万葉記念館をぜひお訪ねください。清原先生も永遠であれ!

新たなネタ「万葉FOOD(食料?)研究会」も兼ねられていたネーミング。

令和元年6月24日