「大和の犬養万葉歌碑を歩く」が完成!

令和3年のトピックスです!

12月吉日付で、待望の「犬養万葉歌碑」を訪ねて歩くハンドブック(形式)の大和版本を発行することができました。昨今環境問題が大きく取り上げられる時代になり、故地保存について大きな一石となった犬養孝先生の歌碑建立についての意義と、令和を生きる時代の方々にもぜひ周知して頂きたく、手軽に持ち歩ける歌碑本の制作が期待されていました。犬養万葉記念館事業の一環として、第1弾「大和版」の出版をきっかけに、地域を拡大して続編も予定しています。まずは、みなさんに手に取って頂き、歩いてみてください。旅の道連れとなりますように・・・。(岡本)

内容につきましては、大和(奈良県)に設置されている犬養孝先生揮毫の万葉歌碑44基ならびに関連碑・施設7ヵ所について記録した冊子を発行しました。全国にある歌碑が141基ですから、およそ3割が大和にあることになります。最後に記録した44基目の大伯皇女の歌碑は三重県名張市ですが、万葉時代の「畿内」に属するところから「大和」に区分しています。すでに「犬養孝揮毫の万葉歌碑探訪」が和泉書院より発刊されていますが、その後建立された歌碑や関連設備があるため、今般作成することといたしました。歌碑のある場所を示した地図もついており、見どころなども記載しております。A5判で携帯しやすく、また見やすく作成しております。この本を片手に是非、大和にある犬養万葉歌碑を歩いてください。犬養万葉記念館で販売しております。税込み700円です。(郵送もしております)