②「館長がんばる!」

4月1日以降、記念館の来館者も増え、「令和」の意味、出典の万葉集の表記箇所、「梅花の宴とは」などなどと・・・取材も含め、来館者から具体的なお尋ねも多くあり、出勤時間が多くなりました。そして、ささやかですが中央のガラスケースで「新元号と梅花の宴の序文」に関わる展示を開始しました。日本で元号が始まったのが、飛鳥時代からということで、明日香村では新元号となった5月1日に地元の書道家の鈴木葩光先生が書かれたいくつかの元号の揮毫披露がなされました。第1号の大化から始まり、令和は248番目です。4月1日以降『万葉集』の注目度が急速に高まり、岡本館長も「令和」だけでなく、万葉集についてなどの講演依頼も多く、光栄やら恐縮の極みでした。日々楽しく「犬養万葉」を語る私ですが、今年はもはや犬養万葉記念館館長としての肩書で「信頼」を頂いたようです。4月以降数えてみますと、年内で14回、そして来年の予定も含めるとあと3回の講演予定があり、通常の万葉講座を含めると「よく話をした!」という印象です。私の一方通行だったかもわかりませんが、各地で「犬養万葉記念館」を紹介できたことは大きな収穫でした。また、今回初めて「東京」遠征の機会も頂き、移動や時間的やりくりは大変ですが、それでも活動範囲が広くなったことは思いがけずありがたいことでした。

「犬養万葉」を旗印に、クラブツーリズムのご協力で遣新羅使人らの足跡の残る壱岐島の「壱岐市」の令和記念万葉の旅にも参加させて頂いたり、橿原市の令和フォーラムでは「大伴旅人のゆかりの土地を巡る万葉バスの旅」の引率をさせて頂いたり、本当に責任ある貴重な機会に恵まれました。ひたすら相手に迷惑をかけることのないように健康管理だけは気を配りました。といってもよく寝ることくらいでしたが・・・。私の役目は措定管理者として、犬養万葉記念館を守っていくことが使命と思っておりましたが、新時代「令和」という元号がまさに幸せをもたらす明日香風となって記念館を吹き抜けました。国内だけでなく、世界中の人が、国書『万葉集』に対して関心を持ち、理解を深めようとしてくれています。私たちにはあらためて『万葉集』「大伴旅人」を通して日本人の偉大さ、誇りを感じさせてくれました。そして何といっても犬養先生が生涯を通して広く万民に魅力を語ってこられた『万葉集』は、まさに今言葉の力を発揮して「令和」を言祝ぐことでしょう。

今こそ館長踏ん張る!の時。引き続き犬養万葉記念館からの発信を続けてまいります! 3回目は取材あれこれです!