台風18号接近により、9月17日(日)は正午より臨時休館させていただきます。

台風18号接近により、9月17日(日)は正午より臨時休館させていただきます。

犬養先生揮毫の第1号歌碑(甘樫丘)が通行止めで見学できなくなっております

飛鳥歴史公園甘樫丘地区の園路修繕工事により、犬養孝先生揮毫の第1号歌碑「采女の 袖吹き返す 明日香風 都を遠み いたづらに吹く」の歌碑が見学できなくなっております。ふもとから山頂までの階段園路が対象で、6月28日から9月29日までが通行止めとなっておりますので、ご注意ください。

飛鳥歴史公園甘樫丘地区園路修繕工事の案内

万葉うたびとコンサートat犬養万葉記念館

DSCF9452今年も第15回万葉の歌音楽祭が予定されていますが、月日を重ねるにつ入れてイベントとして定着し、また応募の方々のレベルがあがり、作品も『万葉集』への意識、こだわりが強くなって来られることに、15年間の積み重ねをしみじみ感じます。また、応募者・入賞者それぞれがライバルですが、しかし「音楽祭」をめざされる同志であり、人間関係も生まれてきました。

昨年秋に試みとして有志で「万葉歌姫コンサート」が開催されました。万葉の歌音楽祭の歴代の大賞受賞者の女性4名が出演されましたが、大変好評で、今更に『万葉集』が歌になるなんて・・・という驚きや、音楽の楽しさに来場者の方々には楽しんで頂けました。その経験から、第1回から昨年までの「入賞者」を対象に同窓会的な再会も楽しみとした、また歌姫だけでなく男性も含めて「万葉うたびとコンサート」とリニューアルして開催されたのが今回です。昨年の会場は大和高田市のさざんかホールで行いましたが、今回は発信元である犬養万葉記念館を会場にして頂きました。また、時期的にも飛鳥→奈良の誇る行事として「ムジークフェストなら」にも登録したコンサートともなりました。

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6組の出演者、検校たかおさん、縄文さん、小楽師さん、ナオさん、松田郁美さん、万葉soulのステージは個性や音楽性や演奏スタイルなど、それぞれに異なりましたので、初めて聴かれた方もとっても楽しかったのではないでしょうか。また、衣裳や振りもあり、出演者の世界があって、目でも楽しんで頂けたことと思います。

今回の出場者以外にも、万葉の故地や地元で「万葉の歌」を通して、貢献しておられる方もあります。犬養先生は「歌は心の音楽である」と教えてくださいましたが、先生の御霊は弾む歌心、切ない歌心、素朴な歌心を聴きながら、喜んでくださったことだと思います。またこのような機会がありますように・・・、そして今週の万葉の歌音楽祭に向けて、再び切磋琢磨して頂き、万葉ソングをご披露頂きたいと願っております。最後になりましたが、お世話頂きました竹中さん、村尾さんに心より御礼申し上げます。

 

ピアニスト山田剛史さん

奈良県主催の「ムジークフェストなら」の演奏会場となって2年目の今回は、ピアノのソロコンサートが開催されました。昨年は館長の希望のアーチストにお願いしたいということで、トゥジュール・サクソホンアンサンブルの方々に素晴らしい演奏をして頂きました。そして今年は以心伝心、私の期待のアーチストを奈良県から打診してこられたのです。奈良市内(登美ヶ丘小学校)出身の山田剛史さんでした。実は、山田さんは以前、岡本館長の個人サロンでコンサートをして頂いたことのある身近な知人でしたので、偶然の機会と再会にうれしい機会となりました。DSCF9419
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県への申し込みは約200名。それを記念館ホールの定員に合わせて抽選が行われました。多くの方々が悔しい思いをし、いらっしゃれなかったことを申し訳なく思います。
当日の演奏曲は、バッハのフランス組曲第5番と長調、貴重なシェーンベルク3つのピアノ曲、あとは「海」をテーマに、ラヴェルの「洋上の小舟」、ショパンの「舟歌」、ドヴィッシーの「喜びの島」でした。
記念館に響く久しぶりのピアノの調べに、引き込まれる心地でした。
まだ35歳という若さですので、ご自身の演奏の意欲も豊かで、いろんな作品に臨んでおられます。次回のリサイタルでは、80分のバッハの大曲に挑まれるそうです。
また、クラシックの普及も兼ねて、小学校や公民館などへの演奏も積極的になさっておられる様子、なかなかです。
もちろん演奏にも性格や個性が現れますが、終始礼儀正しくやさしい青年の山田剛史さんでした。
余談ですが、初めてお目にかかったきっかけは、灘中・灘校OBのお母さんの会で、出演されたことでした。甥っ子の少し先輩にあたります。頭脳明晰の上、芸術的天分にも恵まれた山田さんをうらやましく思いつつ、またこれからも応援したいと願いつつ・・・あれから3年です。記念館でのご出演に心から御礼申し上げます。今後のご活躍を楽しみにしております。またゆっくり明日香村へ遊びに来てくださいね。
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清原和義先生没後20年を偲ぶ・・・。

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犬養万葉記念館は蔵書をはじめ、私物も含めて犬養孝先生が明日香村へ寄贈された数々のものが収められているが、犬養先生の後継者と目されておられた武庫川女子大大学名誉教授の清原和義先生の蔵書や色紙、写真なども多く寄贈されており、お二人の館と言っても過言ではない。その清原先生は、残念ながら犬養先生より1年早く亡くなられ、犬養先生の落胆ぶりは今も忘れることのできない光景が思い出される。6月で没後20年を迎えられることから、私たちも良い機会だと思い、シリーズ「犬養先生を語る」➂として、兄弟弟子にあたる山内英正さんに「清原先生と犬養先生」というテーマでお話をして頂いた。ありがたいことに、清原先生の奥様や、ご長女の佐紀さんもご出席くださり、武庫女のかつての教え子たち、また興味を持ってきてくださった方々等、20余名が参加してくださった。山内さんも懐かしい貴重な資料をご持参くださり、つい昨日のことのように、お話に聴き入った。DSCF9278
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清原先生の誠実で、恩師への責任感と思いやりあふれる姿や、山内さんとの兄弟のようなやりとり、清原先生の功績とこだわり、細やかなエピソードに、笑いと涙の交叉する貴重なひとときとなった。ご家族もきっと、家庭人とは違った清原先生の人間性を垣間見られたことだろう。現在ホールでは、清原先生が写された写真パネルの展示をしている。学生時代みんなのうちで「犬養先生で万葉を楽しみ、清原先生で万葉を学ぶ」という納得があった。犬養先生と共に、共通の同志として多くの方々から慕われておられた清原先生。万葉風土研究会(万風研)からも立派なお花が届いた。お別れして20年という月日は長いけれど、決して風化しないみなさんの心を確認した機会でもあり・・・。記念館では清原先生の蔵書などもともに配架しておりますので、またどうぞ手に取ってご覧くださいませ。

清原先生、永遠に・・・💛

出雲人形

去る3月12日(日)、月に1度の館長万葉講座でのこと。ちょうど当日から大相撲の大阪場所が始まったこともあり、前日が東北大震災の6年目の追憶日も意識して、山上憶良の相撲領「熊ごり」の歌を取り上げました。熊ごりが出身が熊本県益城町であること、日本書記に記載された相撲(すまひ)の節会や、天覧相撲のこと、また相撲の始まりといわれる當麻蹴速、野見宿祢のことなどをお話ししました。もちろんミーハーな館長の女子大生時代追っかけ相撲ギャルのエピソードなども含め、楽しく時間を過ごしました。その中で、當麻蹴速に勝利して大和桜井に領地を与えられた野見宿祢の一族が、出雲から技術などのを導入して埴輪の前身となった人形つくりをしたことから、桜井市には「出雲」という地名が残っていたり、今でも「出雲人形」を伝えておられるご夫人がおられ、そのお話をしました。さすが明日香村。講座におられた方が、すぐにご自宅から出雲人形をご持参くださり、みんなで出雲人形を実際に見るとこができました。

野見宿祢からの「相撲人形」は納得がいったのですが、ご持参くださったあとの3体について、みんなで話し合ったところ、右端の白装束は、着物のあわせが右前になっており、「はにわ」として葬儀の折にまわりに埋められた埴輪の1種じゃないかということになりました。また、真ん中の2体は「芸人」のようです。女性は出雲阿国では?という説が有力。男性は古代の「万歳」演者ではないかと素朴な人形を通してみんなの想像がかきたてられ、また納得にもなりました。結果は違っているかもしれないですが(笑)、いまでもこうして桜井市の1部の場所で静かに引き継がれ制作されている歴史に触れて、なんだかほのぼのとした気持ちになりました。

絵葉書4枚セット 「冨田利雄イラストはがき」

絵葉書4枚セット_冨田利雄イラスト品名:絵葉書4枚セット 「冨田利雄イラストはがき」

価格:300円

万葉花 2種 (植物編・動物風月編)

書籍_万葉花_2種
品名
:万葉花 1種(動物風月編)(植物編は完売しました)

著者/発行:写真/岡田憲佳・文/矢富巌夫

価格:1,000円

在庫:あり

内容:[植物編]:万葉植物の写真家岡田憲佳さん(故人)は、万葉の花々を、極めて自然に、その「こころ」をぴったりと描いてやまない「迫真の妙手」である。(犬養孝先生の序文)[動物風月編]:この世に生まれて、万葉の「こころ」のたのしさ、清さ、すばらしさを、繊細なまでに映しとめたことは、岡田さんの心の誇りであろう。迫真のわざといわれよう。(犬養孝先生)