4月1日(日)若菜祭(犬養孝先生誕生祭) 2月1日更新

新年からの寒波や、厳しい寒さは私たちにより「春を待つ心」をかきたてます。「春」は単なる自然界の四季のひとつではなく、文学や絵画、音楽など芸術における「春」は、いづれも「春を待つ心」を含んでいます。

犬養孝先生がこよなく愛された島崎藤村作品、「緑なすはこべは燃えず、若草もしくによしなし」「日に溶けて淡雪流る」(島崎藤村「千曲川旅情の歌」)や、「藤村詩集」の「自序」において「つひに新しき詩歌の時は来たりぬ」と、「近代詩の夜明けの春」を叫びながらも「この日が来るために、どんなか辛く苦しき日々を過ごしぬ」と「春を待つ心」を藤村も隠していません。待ちがれたさわらびの萌え出る春4月1日、犬養万葉記念館では「若菜祭」を開催します。

  • 明治40年4月1日 犬養孝誕生日
  • 平成12年4月1日 南都明日香ふれあいセンター犬養万葉記念館開館

10時~(自由参加・無料)

◎ご神事

13時~16時30分(参加費2,000円・事前申込要)

◎万葉講演「越中の春の歌」 講師:坂本信幸(高岡市万葉歴史館館長)
◎「YoKoファンタジーライブ」コンサート 演奏:常田陽子(鍵盤ハーモニカ奏者)
◎「みんなで歌おう、万葉・懐かしの歌」
◎その他

<お問合せ・お申込み>
南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館
634-0111 奈良県高市郡明日香村岡1150
TEL: 0744-54-9300  FAX: 0744-54-4200
E-mail: info@inukai.nara.jp
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