清原和義先生没後20年を偲ぶ・・・。

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犬養万葉記念館は蔵書をはじめ、私物も含めて犬養孝先生が明日香村へ寄贈された数々のものが収められているが、犬養先生の後継者と目されておられた武庫川女子大大学名誉教授の清原和義先生の蔵書や色紙、写真なども多く寄贈されており、お二人の館と言っても過言ではない。その清原先生は、残念ながら犬養先生より1年早く亡くなられ、犬養先生の落胆ぶりは今も忘れることのできない光景が思い出される。6月で没後20年を迎えられることから、私たちも良い機会だと思い、シリーズ「犬養先生を語る」➂として、兄弟弟子にあたる山内英正さんに「清原先生と犬養先生」というテーマでお話をして頂いた。ありがたいことに、清原先生の奥様や、ご長女の佐紀さんもご出席くださり、武庫女のかつての教え子たち、また興味を持ってきてくださった方々等、20余名が参加してくださった。山内さんも懐かしい貴重な資料をご持参くださり、つい昨日のことのように、お話に聴き入った。DSCF9278
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清原先生の誠実で、恩師への責任感と思いやりあふれる姿や、山内さんとの兄弟のようなやりとり、清原先生の功績とこだわり、細やかなエピソードに、笑いと涙の交叉する貴重なひとときとなった。ご家族もきっと、家庭人とは違った清原先生の人間性を垣間見られたことだろう。現在ホールでは、清原先生が写された写真パネルの展示をしている。学生時代みんなのうちで「犬養先生で万葉を楽しみ、清原先生で万葉を学ぶ」という納得があった。犬養先生と共に、共通の同志として多くの方々から慕われておられた清原先生。万葉風土研究会(万風研)からも立派なお花が届いた。お別れして20年という月日は長いけれど、決して風化しないみなさんの心を確認した機会でもあり・・・。記念館では清原先生の蔵書などもともに配架しておりますので、またどうぞ手に取ってご覧くださいませ。

清原先生、永遠に・・・💛