新たなはじまりの時

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清明の佳き日、犬養万葉記念館では開館以来の恒例行事、第16回目の若菜祭が行われました。
16回目ですが、私にとっては館長就任後始めての「若菜祭」であり、心して迎えました。
昨秋ドタバタでスタートしたこともあり、ようやくみなさまに名誉館長の脇田宗孝先生をご紹介することができました。
明日香村の施設として、私達には明日香村側の支柱となって頂く方で、大変心強いことです。

若菜祭も練られた内容ではなかったかもしれませんが、「初心に帰る」→「初恋を思うべし」ということで、まずは犬養孝先生にご登場頂きました。私はたくさんの講演テープを所持しているので、聞いて頂きたいものがたくさんあります。
今回は、犬養先生がお好きだった「高橋虫麻呂」を選択し、その中でも「浦島伝説」を取り上げました。
今から20年前の米寿の犬養先生のご講演でしたが、聞きながらなつかしく、楽しかった時のことが蘇りました。
そして第2弾は、阪大で犬養先生に学ばれた中西久幸さん。百人一首をはじめ、かるたの研究家でもあり、「犬養万葉かるたを解く」として、犬養万葉100首についてのご講演を頂きました。
また、秋から記念館の副館長として活躍してもらっている城山さんに、当日の進行をお願いしました。花粉症真っ最中でちょっとしんどそうでしたが、助かりました。私は記念館の通常のお客様対応もあり、出たり入ったり・・・と落ち着かないことでしたので、ご注意も受けました。ごめんなさいです。
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さて、4月の犬養先生のお誕生日に開館した犬養万葉記念館を象徴する「若菜祭」も無事終わり、いよいよ新たな始まりの時。
犬養先生、どうか天国から私達をお見守りくださいませ。そしてこの場所が明日香村の交流の拠点となっていきますように心から願っております。

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